自信に勝るものなし
《イップス》
イップス (yips) は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のことである。本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。
本当にイップスになった方からすると大したことがないのかもしれませんが、ゴルフを本格的に始めた当初、グリーン周りがまったく打てませんでした。
グリーン周りの寄せ、バンカーショット、グリーンオンしてからのパット。
練習場では何てことなかったのですが、実際のコースで寄せる時なんか、構えた瞬間
「あれ?どうやって動かすんだっけ?」
「嗚呼、またホームランしそうな予感がするなぁ」
なんて考えるようになって、動けなくなることがありました。
結果も予感どおりで、グリーン周りを行ったり来たり…。
それからひたすらアプローチ、パッティングの練習を積んで、ある程度自信が出てきたと思ったら、結果はさておき、そこからまったく苦にならなくなりました。
バンカーショットは自信が持てるほど練習の機会がないので、まだ不安ですが…。
今はショットに自信がなくなってしまい、アドレスすると、「またシャンクかなぁ」だとか「引っ掛けが嫌で右方向に構えたけど、こういう時に限ってプッシュするんだよなぁ」なんて考えながら振ると、大抵その通りになります。
いいショットが出る時というのは、何気なく、自然に構えて、無心に振れる時なのですが、やはり自信がないといろいろ考えてしまいます。
ゴルフスイングは、構えてから数秒の動きであり、この数秒間の身体の動きとリズムやタイミングで、結果が出ます。
正直、いろいろ考えたとて、自然な動きを阻害したり、リズムやタイミングを狂わせることはあっても、いい結果につながるとは思いません。
わかっちゃいるんですが、やはり自信がないとあれこれ考えてしまいます。
何よりも自信を持つことが大事だなぁ、と思うのです。